襖屋造船の海上自衛隊 魚雷艇 PT-15のFRP積層工事が行われました (^◇^)
外板の防水と強化の為、1プライス+αで積層しました。
 
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襖屋造船初のFRP処理艇で当造船の出張所 (爆)にて施工しました。
 
襖屋のオーナーも未体験の事で終始感動、早く浮かべたいとの事で近日中に研磨して引渡後、メカ積みを急ピッチで行われる様です。
 
重巡洋艦「高雄」のスケール船の造船所の事だけ有り、木工作業はFRP積層するには勿体無い程、素晴らしい出来でした。
当造船はFRP積層する工法なら適当に遣りますので (汗) 襖屋造船の挿物大工に匹敵する作業に脱帽です (≡^∇^≡)ニャハハ

今日は、北西の風が吹き陽射しも少々の造船日和~♪
・・・と言う事で梅雨前に中断していたホーバークラフト MV-PP10型の ドリーム ルビー号の製作を再開!
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ただ、マジックインキで線を引いただけなのですが朝からハマって夕方まで掛ってしまった~。
意外と左右を合わせる事と、製作中のミスで左右の間隔がずれていたりでそれをどうやって誤魔化して行くかの対策を考えながらネットで見つけた画像を頼りに目見当で墨だし。
 
船底を製作して行く上で開口しなければならない部分は先にあとで構わない部分は出来るだけ仕上げ直前までそのままにしておきます。
FRPが薄いので早めに開けると破損する恐れあり!なもので・・・ (汗
 
と言う事で昨日から次船の図面を引いて居りました (@_@)
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こいつが第八泰榮丸です。 
今回は18号と同じスケールの1/16で製作します。実船もそうでしたが18号に少しだけ長いです。
全長1512mmの予定です。
特に目立たギミックもないので意外と早く仕上がりそうですが・・・ 上回りは無垢の木・・・ しかも実船に実際使っていたケヤキを使用(解体時に部分的にゲットしていた)を使用します。
撃的ビフォー・アフターの船バージョンです。
 
 

第1部に続き2部をお送りします。(画像が一度に張晴れないもので・・・)
さて、2部では雄型の最終工程の御紹介です。1部からすると7カ月のブランクが有ります。
仕事の都合と気が向かなかったのが原因ですが・・・(笑イメージ 4
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バテ盛りの船型のFPP製品の表面に成るゲルコートを刷毛塗りで2回塗付します。
木部とパテ部分の素材表面を均一化する為と木部の木口の木目つぶしの目止めに処理します。
1部でお伝えしました表面は荒くても・・・はこの作業が有るので滑らかにする必要が無かったのです。
船体、上部の乾路の構造物も雄型で製作です。
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ブリッチ部分です。
この頃に成ると、雄型→雌型→ハル形成まであっと言う間に終わりますので空いた時間でマスト等の構造物は雄型の寸法で作れますので夜は金物製作が同時進行で行われています。金物は別工程でご紹介します。
 
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ゲルコートが硬化すると再び手仕上げによる研磨作業です。
今度は#240で荒磨ぎし#400で滑らかに磨ぎあげます。
結構、根気の要る作業です。
完全に磨ぎあげたなら今度は最終仕上げの中目のコンパウンドで研き上げます。
広い部分はポリシャーの機械で研きますが細かい部分が多いので手作業が多いです。
顔が映る位に成りますから気合が入ります。
型枠にするのは勿体無い程ですが最終的には廃棄物に成る運命です。
 
当然、このままでも十分、模型船としては用を足すのですがその目的で製作して居ないので非常に重いです。
淵を綺麗に揃え、内側を薄く削ったらソリッドモデルどころかラジコン船でも使えます。
 
ご覧の方で木製の船で木目を取りたい方はお勧めの作業には成ります。
 
木の表面は、ゲルコートで無くてもFRPの積層、FRPの樹脂のみでも構いませんがタルクと言う材料で樹脂の粘度を上げて塗付すると塗膜が厚く出来ます。
 
塗料にタルクでも構いませんが硬化時間が掛ります。
 
これで雄型の製作は終了しました。ここまでの作業期間は平成20年3月10日から4月13日までで6日間の80時間程です。
 
これより、雌型の製作工程に成りますがまた後日と言う事で・・・
 
ご閲覧有り難うございました m(__)m
 
 

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